東電福島第二原発の廃炉処理が開始されると言う。この処理に要する期間は40年と見込まれた。この処理が順調に進しだとして、その後の東電核ゴミのための管理にほ10万年が必要だ。この10万年とは、1世代人生50年として2000世代の子孫たちがその管理の負担を背負うのである。2000世代の人類はこの施核のゴミからは、放射線被曝の危険を常時警戒し続けなければならないのだ。あゝ、何と、子孫たちに申し分けない負担を強いてしまうのだろう。と思うと.気が滅入る。
そんな状況なのに、IHI(石川島播磨)は、アメリカに原子炉の輸出を企んているという。福島県民を中心とする人々が東電核事故の犠牲を強いられている真只中なのにである。IHIはアメリカ人を踏み台にしながら、日本でのIHl原子炉の使用を狙っているのだろう。
lHlを含めた原子力ムラの無謀を見逃してはならない。新しい原発被害者を出さないために、2000世代の子孫に負担を掛けないために、IHIの原子炉輸出に断呼反対しよう。