放射能が福島県の海を汚染し続けている。

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・写真もと:NHK/県水産海洋研究センター
セシウム137に汚染されで漁れた魚の種類・クロソイ
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 ・写真もと:Google地図
 汚染クロソイが漁れた海域(原発の北約50km)
 311から10年の311を迎えるこの直前の2021年2月22日、第一原発の北方約50km・新地沖約8km海域から、500bq/kgのセシウム137に汚染されたクロソイが水揚げされた。福島県魚連・相双魚協・漁家の落胆の感に思い馳せるに、重ねて、東電が起こした原発事故に怒りが湧き起こる。そもそも、福島原発港の海水は港外から遮蔽されていない。東電は網を使って、原発港を港外から仕切っているだけである。網にも耐用年数に限界があろう。原発港を台風や低気圧の荒波が襲い海水が必ず外海に流れ出るのは止められない筈。原発災害の現実は、忘れ去ろうとしている福島県民の生活に何度でも襲いかかり、決して忘れさせないものと思う。原発がある限り、海は放射能に汚染され続ける。

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