東電は、福島第一原発構内で発生した汚染物を現在、85,000基のコンテナにも入れて、重ねてあると言う。全てに東電核が付着しており、コンテナ毎の内容物が分かるよう管理しなければならない基準が掛けられているとする。しかし、この85,000基の内、4000基について何が入れられているのか不明であるとしている。また、85,000基のコンテナの中で4基のコンテナは置かれたことの記録も無いものであったとしている。
これらの事は、新潟柏崎原発の核施設防護に何の注意も払ってこなかった事実に繋がる現象である。東電は、こうした無責任の実態をまだまだ隠しているのでは無いだろうか。
東電の不祥事の続発は、原子力という核の看視・利用規制で管理を任うべき、原子力規制委員会の対国民(主権者)に向けた不誠実さからも誘引しているのかも知れない。