「原発事故責任、国にもあり」と高裁判決、なぜか民友新聞は三面記事

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福島民友新聞2021年2月20日、千葉避難者訴訟の控訴審に東京高等裁判所が、東電の責任とともに「国の責任も認めた」と報じました。

東電が福島原発事故で放射能を降灰させたために、被曝の危険を回避するために千葉県内に避難した福島県民の損害賠償請求裁判。第一審は、裁判長が原告側被災者の福島県視察を要求したのに拒否した上、国の責任を否定した。当時は、安倍晋三氏が総理大臣に就いていた。裁判官と時の政府に因果関係があったか否かはわからないが、現在は、福島県民の生業裁判でも仙台高裁は、国に厳しい判決を下していた。千葉県に避難した人たちの高等裁判でも国の責任を認めて判決を下しているのに、民友新聞では三面記事と言われる27面の中で取り上げていた。なぜ一面に出さないのか。民友新聞よ!。あなたの新聞の読者は、東京電力放射能の被爆・被害者なのですよ。民友新聞社も千葉地裁のような視点ではなく高等裁判所のような視点で、福島県民の困難に寄り添う新聞社であって欲しいものです。

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