何故、日本マスコミは戦時下の大本営から独立しないのか?

 本日の民友新聞の社説は「第1原発処理水」の減量化に向けて、これまでと同じ論調に思う。トリチウム水の海洋放出は、「国際的に広く行われている」のだから、日本も放出を決断しろ!と促している。まるで、他国が泥棒をやっているのだから日本も泥棒をやるべきだ。と言っているに等しい。なんと言う情のない国柄へ導こうとしていろのだろうか。日本は既に、放射能プルームを太平洋上に原発爆発でまき散らしている。日本の気象学はそのことをシミュレーションで充分に再現しているのに。
 今、世界は、SDGsの時代に進もうとしている。原発依存は、SDGsの精神に照らしても、人類共存が出きないものであるため、世界は脱原発に進んているのである。世界がそんな趨勢なのに、且つ、原発事故の放射能灰を回収もしていない国なのに、トリチウムを海に負荷するなど許されものでない。と、マスコミならば、主張するべきだろう。
 今日の論調を見るにつけ、民友新聞社は、第2次大戦下の大本営広報を買って出ているのではないだろうか。


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