福島第一原発は、2021年2月13日地震で、原発建屋に入っていたひび割れが、明らかに広がったことが見て取れる。2.13地震以降デフリ冷却水の量を毎時4t増やしている。2月13日から既に40日を経過しており、総量で見ると、4t/時×24時/日×40日=3840m3の水が原発建屋から何処かに消えていることになる。福島民友等の地元新聞は、冷却用水を増やした報道はしているが、回収されていることの報道はこの40日間一切されていない。オリンピック聖火リレー報道を見るに付け、東電の悪質さと、原発の危険性を可能な限り報道をしない姿勢を思うと、原発冷却水は太平洋に逃げているのだろうと思うしかない。マスコミの正直で正格な報道と、東電の海洋資源損失ヘの明確な補償を求めたい。福島原発近海太平洋の海洋資源は、福島県民の食糧(漁)なのだ。