復興庁が、東電核汚染水であるトリチウム水を「飲んでも害はない」などと宣うユルキャラチラシを作って公開した。トリチウムは、β線を出す放射能である。
体外にあっては、アルミ板ででも遮蔽できるが、体内にはアルミ板のような遮蔽物は無い。トリチウムが体内に取り込まれれば、トリチウムから出るβ線に被曝するのであり、細胞の中の遺伝子を傷つけたり、トリチウムは.水素の同位体だから、正常な水素と区別されずに蛋白質の成分の水素となったり、遺伝子の構成元素として取り込まれたりするのであり、水のままで害せず体外に排出されるなどと云うのは、とんでもない話しである。福島県内の癌発生数は最近の10年で増加の禍中にある。勿論癌の1つである白血病の罹患者の増加している。
この現実を見ることなく、厚生労働省でもない復興庁が「トリチウム水は飲んでも大丈夫だ」などと云う、ふざけた内容のユルキャラで読者をダマそろうとする姿勢に断固抗議する。「人殺しに等しい」復興庁職員に払っている税金を納税者に返せ。
復興庁が出した、”軽い乗り” の「トリチウム水とは」