民友新聞は、2021年4月21日の新聞で、東電核汚染水の海洋放出を決定した政府と東電の対応に「安全と情報公開を撤底せよ」とする社説を載せた。がしかし、文面では、「トリチウム以外の放射性物質が基準以下になるまで浄化処理を続け」ると東電が言ったとしてい るが、東電核汚染水の中に何の放射性物質が残されているのかを一切触れていない、という情報隠しを行っている。まるで、海洋水中の放射能分析は、セシウム137を測定すれば事足りたが今後は、トリチウムを重点的に測定・標価する。と東電発表の受け売りを書いている。ALPSが何と何の放射能を分離しないまま、貯蔵タンクに詰め込んでいるのかを県民に知らせるのが民友新聞の新聞社としての義務である筈。東電の姿勢に注文を付けているような言い廻しをしながら巧妙に東電を弁護する民友新聞の企みを見逃すまい。