福島県「林業アカデミーふくしま」、山林除染をせずに、林業研修するのか?

東電核事故前にはあまり聞くことのなかった、林業(主に找採事業か?)の技術研修や振興策が目にとまる。福島県は、郡山市にある林業研究センター内に「林業アカデミーふくしま」という林業研修施設を設けるが、施設完成前の2022年4月から若者を対象に林業の基礎知識を教えるとしている。福島県内で林業を論じるとき、まず第一に、東電核が山林を汚染しており、その除染は、全く行っていないことを福島県民と林業を志す若者に伝えるべきであるが、福島県は、この放射能問題にこの10年間、全くと言って良い程、触れて来ていない。内堀知事は、漁業者には汚染水の海洋放出で、海水における人間モルモットを原子力ムラに提供し、農業では、農業者に「経営者」という口実で、田畑地表が出す放射線被曝の健康問題に一切、切り込んでいない。農業者を原子力ムラの人間モルモットに仕向けている。今度は、林業でも、若者を汚染された森に投じようとしている。原子カムラに差し出す林業者の人間モルモットである。
福島県民は、国際基準の被曝限度量1mSv/年でなく、年間20mSvの被曝を強要されている。これに重ねて、第一次産業の農業・漁業・林業の就業者に、被曝の健康検査をしないだろう。
第2次世界大戦でアメリカは、1945年8月、広島と長崎に原爆を投下した後、被曝状況調査を行ったが、決して、被曝者に治療を施さなかった。
現在の内掘福島県知事は真に、1945年8月のアメリカと同じ「被曝観察しても健康は与えない」人間だと言える。
心ある読者にお願いしたい。福島県の林業振興の本質の暴露を!


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