人を放射能や、企業公害から守るために組織されたはずの環境省が、東電核に汚染された土(除染土)を、福島県外の各地に散き散らして、福島県民と約束した「汚染土の福島県外持出し」を果たしたい。とシンポジウムを聞いた。このンボジウムには、原子力ムラの言い分を全面的な弁護に心血を注いでいる福島県出身の御用学者・開沼博と、双葉の「原子力災害伝承館長・高村昇がアドバイザーに立った。この2人は、東電が原発管理の重大な責任者である事には、話題にさせない役割を演じており、東電柱による災害の責任を福島県民と全国民に責任転嫁し、東電不承事の尻拭いのために汚染土を全国にばらまこうとしているのである。
さて、このシンポジウムに、お笑い芸人のなすびと、カンニング竹山も動員された。2人は、どの程な出演料で、プロパガンダを演じているのかは、表わされなかった。しかし、開沼・高村に囲われた者であるならば、福島県民を東電という反社会企業に売り渡し、東電に媚びる者として、原発災害情報センターは批判する。
環境省が、福島県内から約束通り県外に移すのは当然だが、県外だからといって、東電の責任を免罪して、全国各地に東電核汚染土をバラ撒くことは許さない。