除染労働体験者が初来舘!

今日、企画展示室に、除染労働体験者の方が来館しました。
この方は、白河の地元の方と自己招介しながら、県内の東電核汚染土の除染(技術的には移染と評されている。)作業員として初期のグループに属されていたそうです。双葉郡内の除染作業に就かれたときには、会社としての作業技術の創成を任ったのだそうです。この方達が培った技術を基準に、白河市や西郷村の除染作業でも、汚染地表の剥ぎ方、雨樋い受け升の所は1mにもなる深で土を剥ぐべきこと、立木の根元廻りの土の剥ぎかたを指導したとのことでした。第一原発の構内にも入って作業に当ったそうで、1日の賃金額の話しも聴かせてくれました。原発構内作業の経験では、タイベツクスーツを身に付けて作業するのだが、トイレに行きたくなると、作業場を離れ、タイべックスーツを脱いでトイレに入る。用を済ませて作業場に戻る際には、全く新しいタイベックスーツを着て入るのだそうで、前に着ていたものは使わないのだ、と言ってました。
 この方の話によると、タイベックスーツを着て行う作業には、スプレー型塗装作業などで一般に身に着けるのものなのだそうです。
 放射能に使うタイベックスーツと、塗装作業などに使うタイベックスーツを区分す(見分け)るために、放射能用に仕向るものには青色の線となるよう腕の左右、正面の上下、スポン部分の両足の上下に青色テープが貼り付けられているのだそうです。
 読者の皆さん、通りがかりの道で青線が入れられたタイベックスーツを着た人を見掛けたら、その人達の立っている場所は放射能で汚染された場所だと、御理解下さい。


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