夢を描く廃炉処理構想。東電発原稿をまるで、取材成果として記事にしているのではないか?

2021年5月1日の新聞は、福島県内の農林水産と消費の協同組合が4者共同の東電核汚染水の海洋放を反対の声明を発したことを伝えていたが、今日5月2日の記事は、福島民友新聞は、この4者の共同声明に対する福島県内各界、観光・商工業の反応はどうだったのか、等についての反応記事を一行も載せていない。代りに、福島原発の東電核デブリの取り出し計画を、「夢」としか言えない論調で、記事にしていた。デブリ取り出しが2号機から2022年にも始められる。かの様に書いている。こうした可能性は、東電を介した原子力ムラの放弁で、40カ年で廃炉処理が終えられるとししているシナリオを、無批判に新聞に載せているに過ぎない。最近、東芝社の原発技術者だった後藤政志さんの講演を聞いた。後藤さんによれば、10年経過した今になって、やっと、原子炉の炉心格納庫の蓋が、炉心以上の放射線量を出す程に汚染されていたことが分った。つまり、爆発後の原発の実態は末だ々々、不明さを抱えており、原子力ムラの宣伝通りに廃炉処理構想を進めることは出来ない。と話していた。
民友新聞よ!大本営の話ばかりを新聞記事にしていると、本当に、読者から愛想尽かされて、今の子供たちが大人になる頃には、石を投げ着けられますよ!


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