「現場主義・実現する・粘り強さ」=内掘知事の新生ふくしま復興推進本部への檄。東電核汚染水海洋放出の政府決定を受けて、

年中の6月を迎えると、国家予算の策定における次年度向け概算要求書の作成を行政機関は行う。福島県の国に対する予算要求が始った。福島県が求める来年度予算の重点は、処理水と称する東電核汚染水の海洋放出を実現させるために使う予算の獲得が重点事項だそうだ。県内主要マスコミも東電核汚染水を海洋放出に向けて、原子力ムラのために旗振りを行っている。福島県は、第一次産業が主体の県である。その産業者(農業、林業、水産業)が断呼反対を表明し、海洋放出の政府方針撤回を求めいるにも関わらず、内堀知事は、.この第一次産業者を宥め透かすためにと、「風評対策予算」の獲得に扮装すると言う。
そこから出された内堀知事の檄が、「現場主義・実現する・粘り強さ」を持て、なのだ。
文脈から感じ取れるのは、福島県民(第一次産業者)は金を積めば、海洋放出反対の声も、引っ込める。だから、「現場主義・実現する・粘り強さ」で、反対を押しつぶせ!と言っているように聞こえる。決して、世界と地球に対するSDGsの心を持った県民に応えようとしている予算要求ではない。


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